2010年02月04日

日本人が愛国心を取り戻す方法2

「ネット風評監視サービス会社」の存在を知ろう(2chとニコ動での世論工作)
(日本のマスコミ支配構図の図も追加)
http://netkudoku.seesaa.net/article/140502077.html
本当の右翼・左翼はこういう図で示される!(ノーラン・チャートを描いてみた)
http://rextuseferu.seesaa.net/article/139932195.html
日本人が愛国心を取り戻す方法1
http://rextuseferu.seesaa.net/article/140063519.html
の続きです。

〜前回の要点まとめ〜
・規制が強い国(警察国家≒福祉国家)は自殺者が多くなる傾向がある
・それは教育まで全てを法律で規制して公務員だらけの国家にしようとするので、学歴重視の志向が強くなって国民の人生のプラン(一流の学歴、一流の企業、安泰な老後)まで決められて自己実現の自由度が低いため
・そのため一度落ちこぼれたらチャンスが少ない
・更に神経症的な競争を強いられてアノミー(無連帯・無秩序)になりやすいから
・戦時中のように軍隊主義で右翼的(ファシズム的)に愛国心を教育しても流行らない
・地球市民とか人類皆兄弟とか平等主義的な左翼教育(グローバリズム・国際共産主義)は、漠然としすぎて実感が持ちにくいため
・右翼と左翼の中間思想であるリバータリアニズムは「学校の全私立化」を理想とする
・どのような教育をするのも、そもそも受けること自体もその個人の自由にする
〜おわり〜


リバタリアニズムでは、愛国心等々の思想自体も「個人の自由」に任せます。
「個人の最大限の自由の尊重」こそがリバタリアンの基礎に共有し合う思想です。

よってリバタリアンでは、愛国心(ナショナリズム)という全体主義的なことよりも、郷土愛(パトリオット)のような個人特有のことを重んじます。むしろナショナリズムは徹底的に嫌います。

郷土愛(パトリオット)とは、愛国心(ナショナリズム)とは違います。
愛国心は「自国を愛そう」とするものですが、郷土愛は「自分の生まれた故郷を愛そう」とするものです。
愛国心(ナショナリズム)というと右翼を連想させて拒否反応を起こす恐れがあるため、郷土愛(パトリオット)と言った方がナイーブで良いのです。
実際、愛国心と言うより、現代版ではそちらの方が共感を得やすいと思います。

保守派では小林よしのり氏や富岡幸一郎氏がパトリオット(愛郷主義者)を重んじています。
彼らの場合は、天皇を神(カミ)とした日本国に根付く無意識的な土着信仰を基にした、自然への目に観えない畏れ(おそれ:恐怖という恐れではなく、畏怖の念という意味での)を重んじるというものです。


左翼(特にグローバリスト・コスモポリタン)の説くような、
「仏陀もキリストもアッラーも元は一つ神様であり、解釈が違うだけだ。だから人類皆兄弟で、僕たちは地球市民だ」
という、グローバリズムのために宗教を統合させて、宗教に無知な現代人を利用しようとしている宗教を理解していないワケの分からんカルトな考え方とは全く違うことが分かります。
(正確に言えば、現在の日本の新興宗教団体には全て、キリスト教ファンダメンタリズム(福音派)や、キリスト教ペンテコステ派、ニューノート派の、キリストの奇跡+儲け+自己啓発の3大思想が入り込んでいる)

更に「郷土愛」の思想は、「グローバリズム(地球市民)」の思想に対抗できる唯一の思想です。


例えば、
在日中国人・韓国人が「私は中国人・朝鮮人だ。差別されている。」と言ったのに対してなら、ナショナリズム思想でも「ここは日本だからそれは区別であって差別でない。それが嫌なら母国に帰れば?」と反論が出来まが、
「私たちは地球市民だ」と言われたら、自分も含まれているのでナショナリズムでは反論できません。

日本に不法滞在する外国人が「僕ら地球市民だ」「日本はアメリカのようにグローバルな多国籍国家になるべきだ」と連呼する裏の意図は、
”工作活動を行って国を滅ぼすには、その国で、その国以外の他国の者が「地球市民だ」とグローバリズムを唱えると、原住民の支配層と、少数派で外国人の差別層で、立場が逆転できる最も効果的な方法”だと知っているからです。

しかし、パトリオット(郷土愛:自分の生まれた土地を愛する)の思想を持つ者に対してはそうはいきません。

なぜなら、ユダ○思想発祥のグローバリストだろうが、移民だろうが、「自分の生まれた土地」は必ずあるからです。
だから地球市民なグローバリズムに対抗できる唯一の方法なのです。

リバタリアンは反福祉国家思想なので、ナショナリズム(愛国者)を嫌いますが、パトリオット(郷土愛)は重んじます。

「愛国心」という形ではありませんが、「郷土愛」を持つと言うことは間接的ではありますが、それは「愛国心」ということにも繋がっているわけです。


では「もし世界中の住民が、全て愛郷主義者になったらどうなるか」ということを考えてみると大変、面白いことに気付くはずです。

ここから国籍の話から外国人参政権の話題に繋げていきます。

次リンク↓

リバタリアンの外国人参政権への考え方
http://rextuseferu.seesaa.net/article/140501003.html
中国や朝鮮と仲良くできるか?〜日本が選べる3つの道〜
http://rextuseferu.seesaa.net/article/143265102.html



参考文献↓

個人的な主観の感想ですが、この中でも、

あまり政治や経済に詳しくない所から始めて適当にかじる程度に知りたい超初心者向けの本は「リバタリアン宣言」↓

リバタリアン宣言 (朝日新書)

リバタリアン宣言 (朝日新書)

  • 作者: 蔵 研也
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 新書






少し詳細に知りたければ「リバタリアン読本」「自由はどこまで可能か、リバタリアニズム入門」↓
















本格的に基礎を知って固めたれば「リバータリアニズム入門(日本語版)」↓
がオススメです。










その他、参考本↓










































人気ブログランキングへ ←ポチッと押すとこのブログが推薦されます。押してくれると嬉しいな!

posted by 時ニール at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック